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【ミラステ】すれ違う想い、揺れる思い【悲喜こもごも】 [├ ミラステ]


仲良きことは美しきかな(お写真これが一番アレだったんでこれにしました♪)


さぁさぁ、夏も深まり(違う)
ミラステが近づいてまいりました。

ここのとこ、先のことばっかり考えてるからか(各種チケット)
もう今年終わった感ハンパないのどうしたらいいですかね。
ほっといていいですかね。


いつまでまっきーのブログがあるかわからないけど(Twitterの埋め込みはこの前消えたな、あとMCBってのも)
とりあえず、復習のためのこれを貼っときますね。


まっきーブログより。
「炎の蜃気楼 振り返って」
↑一応リンクしますが、そのうちダメだろうな。。
(わたしは全部保存したけどね)





++転載ここから++


炎の蜃気楼を振り返って。




まずね、
「炎の蜃気楼」という作品を知ったのは
この舞台の仕事のお話を頂いてからでした。


累計発行部数が600万部以上の超大人気作。

そしてその大人気作の最新作「昭和編」、
さらにしょうさんと一緒にW主演ということで

プレッシャーもありましたが
とても楽しみだなぁ
なんて思っていました。




Wではありましたが
初の主演ですしね。




昭和編の小説も読ませて頂いて
率直な感想としては『すごく面白い!!』でした。


歴史や戦国武将が好きなのでさらに魅力に感じましたし、続きがすごく気になる作品でもあるなと思いました。




面白くて昭和編の今出ている3巻全部読んじゃいましたよ。



若干びっくりするような描写もありましたが、

それでも魅力的な作品には違いないです。







舞台での初日挨拶や千秋楽挨拶でも言いましたが

最初は全然直江(笠原)のことが好きではなくて。





好きなのか嫌いなのか
憧れなのか嫉妬なのか
卑屈になっているかと思えば誰よりも景虎のことを心配している。


この感情は理解できるんです。

人間誰しも他人のことを嫉妬したり卑屈になったりはします。


特に男同士の関係ってこういうものが多くあるかなとも思いますし。



高校のときのテニスの部活でも
自分のチームメイトが強くなるのは嬉しい。
でも自分より強いのは悔しい。

何もできなかった後輩がどんどん上手くなっていって時には自分の実力を越えてしまう。
それってすごく喜ばしいことなんだけど
やっぱり良い気分がしないときもあったり。


直江のはこういうのとはまた違う感情なのかもしれないけど似ているなと思う部分はありました。


それでも理解できないところもありましたが。





ただね、

そんな感情を自分でうまく演技として表現できないことがなにより嫌でした。

さらに難しい設定の「換生」というものがあって。

今の気持ちはなおえのものなのか、笠原のものなのか。

魂はなおえでも
記憶は笠原のもので、
笠原の記憶に影響をうけるとなおえの気持ちはどこまで笠原の気持ちになるのか。
特にみなことのシーンはそれで苦戦しました。




もっともっと上手く演じれるとは思うのに
それができない自分に苛立ちを覚えて


「なおえが嫌い」

なんて言いましたが、

たぶん
「なおえを演じれない自分」
が嫌いになったんだろうなぁ。
演技力の未熟な自分が。


演出家さんのダメだしにも苛立って、
褒められても「お世辞でしょ」
なんて考えになって。

周りの全てが嫌になった瞬間もあったり。


稽古場に行くことが憂鬱になって
お腹が痛くなったりもしました。


ほんとね、
「こんな思いするならこんな役嫌だ!!」

って思ったりも。


でもこういう経験がなによりも大事なんだよった教えてくれたのは
プロデューサーの辻さんとしゅうじさん。
そして、しょうさん。



しょうさんは
俺しか見ていないのに小ボケを常にいれてきて
笑わせてくれました。笑
それがどれだけ救いになったか。
しょうさんが景虎様で良かった。



プロデューサーは俺が悶々と苛立ってるのを見て
「こりゃヤバイな」
ってことでご飯に連れて行ってくれました。

周りには苛立ちを見せてないつもりでもめちゃくちゃバレてたみたいですね。



そのときに辻さんの話、しゅうじさんの話、
しょうさんの話を聞いて

『悩める役をやれるなんてめちゃくちゃ素敵なことだよ
俳優として絶対にぶつかる壁を今経験できて良かったね
ここで腐らないでやりきることでまた一つ成長できるよ』
と。

言ってくださって。

もうね、その場で泣きそうになりました。





その言葉を頂いてから
苛立ちなんてなくなって
演出家さんにも

『吹っ切れたんだね
今すごい良くなってきてる』

って言われてすごく嬉しかったです。

その辺りから
「なおえが嫌い」なんていう気持ちは一切なくなりました。



そんなこんなで
稽古を積み重ねていって
初日。



吹っ切れたとはいってもやっぱり自分が演じるなおえが観に来てくださる方々にどう受け止められるのか、すごく怖かったです。




初日以降も少しでも少しでもなおえをなおえらしく演じたいと思って
前日の本番の映像を見て

ここをこうしよう
あそこをああしよう

って自分の粗を探しながら模索していきました。



そして千秋楽のお客様のスタンディングオベーション。

スタンディングオベーションを初めて目の当たりにしました。

自分のなおえを少しでも認められたのかなって思いとともに、あの感動は今でも忘れられません。


ありがとうございました。




いつも演技では思ってるんだけど

本当にね、
「自分の演技力がもっとあれば。表現力の足りなさながすごく悔しい。」
と強く思った舞台でした。


でもこうして終わってみると
この舞台「炎の蜃気楼」に直江役として出演できたことは
すごくいい経験になりましたし、
俳優としてやっていくために自分に必要なことも見えた気もしたし、
未熟な自分が少しでも成長できる場になったのかな。

多くのものを得ることができました。

この作品に出演できて本当によかったと心から思います。


この作品が大成功に終われたのも
キャストの皆、
素晴らしい映像をつくってくれたスタッフさん、
音響さん、
衣装さん、
演出の伊勢さん、
このメンバーを選び出した絶妙なキャスティングをしてくださったプロデューサーの辻さん。
そして劇場まで足を運んでくださった皆様のおかげです。

しょうさんも挨拶で言ってましたが
貴重な時間とお金を使ってくれて観に来てくださるというのは本当にありがたいことです。
皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。




そして
たくさんのプレゼント、お手紙、ありがとうございます。

そしてブログのコメントやツイッターのリプも本当に本当に励みになります。

お花もたくさんの方が送ってくださって。
いつもロビーで準備運動するんですが
必ずお花を見に行って元気もらってました。


お花の写真、あとでアップしますね。



たくさんの方に支えられて、
たくさんの方に応援してもらっているのに
「こんな役やりたくない」
なんて思った自分に自己嫌悪です。

今考えれば
苦しくてもやらなきゃならないことなんて世の中いっぱいあるし、
俺よりも悩んでる人だってたくさんいる。

「一つ嫌なことがあったからってなに挫けそうになってるんだバカ!!!」

ってあの時の俺に喝をいれたいです笑






今はもうなおえのこと大好きです。
一度嫌いになってからの好きだと
思い入れがまた違いますね

感覚でいうと映画版のジャイアンみたいな。
普段悪いやつがいいことをするとその人がすごくいい人に見える


わかるかな?笑







炎の蜃気楼の昭和編。
絶対続編やりたいな。



そしたらまたあらまきなおえをぜひ観に来てくださいね。





長文、読んでくださってありがとうございました!!



直江信綱/笠原尚紀 役 荒牧慶彦

(2014/9/25)


++転載ここまで++



わたしは去年舞台は観ていませんが。

遡れる映像はできるだけ観てるけど、、、

なかでも、Kステとミラステはたぶん続編くるな、って思ってて、
いろいろ検索してたんですよね。

極端ではあるけど、あれば某掲示板はチェックしてね、情報早いから。
まっきーの「なおえが嫌いになった」的な発言、揚げ足とられてたね(笑)

(でも、人気ってアンチいてこそ、だと思ってるので、それはそれなりにいいことだと思うの)

ミラに関しては、わたしはそれまで全然知らなかったんですよね。
娘の思考、嗜好を理解するためだけに、わたしは世界と出会ったんでは、と思ってるんだけど(ウソですw)
ありえない、予想もしてなかったところからいろんな糸が繋がって。
ま、わたしが急速に手繰り寄せたのもあるけども。。

海野つなみさんが「女子は関係性に萌えるので」と『小煌女』のどっかのあとがきに書いてらして、

「なるほど!それだわ!!」

って超納得したんですけれどね、最近(前に読んだときはたぶんスルーしたんだなwひとの脳の、なんと高性能なことよ)


↓この表紙のために「百合を期待した方ごめんなさい」みたいな内容に続いた言葉でした~

小煌女(1)

小煌女(1)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/04/13
  • メディア: Kindle版




それなんじゃないかな、と。

たぶん、辻Pさんがおっしゃてた「バディものとして理解」ってことの本質的な意味って。



生死もともにして、つうか死んでねぇwwwwwって感じですけど、
死んでしまうよりも抱えるものは当然多くなっていくわけで。
なにかにすがって生きていくしかないこともあるわけで。

(翔さんじゃないけど、うっすいあっさい説明だなwww)



この前のミラステイベントも、今回のチケット特典についても、
いろいろいろいろいろいろ、それぞれの立場で思うことたくさんあると思うけど、

こちらは「受け取る側」なので、、、一般大衆としての「役割」っつうんですかね、、全うしたいなと思いましたよね。

そんでさ、まっきー、あなたはもっとわがままでいいのよ。

いつもまじそう思うわ。



でも、ホントにまっきー翔さんに懐いてるのね。
ほほえましいこと限りなし。

これからもいいひとたちに囲まれて、
たくさん愛されていくといいな。


ホントはもっと前に、なんでわたしがこのようにミラステに向けて予習しているか、を下書きにぶっこんでたんだけど、

まあ全部まっきーのせいなんですけどねw


去年のミラステのことを調べていくうちに、ミラクラスタの方たちが、

「直江は荒牧」

と認定(@昭和編)してくれていることが大きいわけで、

バスツアーのエピソードがホントになんかうれしかったんだよね。勝手に(笑)



まっきーが

「直江は思ってることと言ってることが違うから」

って言ったことにたいへん感心されたというのを見かけたり、

(アニメ版の直江の声優さんと同じ見解ということで。舞台は一か月くらいのかかわりで板に乗るからねぇ、、密度濃くないとそこまで理解が及ばないだろうと、、)


そうそう、あの子は出来る子なんですよぉ(泣)って思ったこととかね。


さっきの辻Pさんの「バディもの」として理解した、とか、
いやホントに一蓮托生だものねぇ、、

まあ、男女になってくると、結婚とか子供とか、ある意味「逃げ」られる関係性を築くことが可能になちゃうのよね。
向ける感情の形態が変化するというか、
永遠に変わらないものはない、ってわかっているけど、
でもそれを信じたい、ってなると、男女じゃ究極無理なんだなぁ。。。

(そしてわたしはそんなもの実際欲しくはない。だって苦しいもん。変わってゆくもの、ってわかってるから、安心して「生きて」られるの。わたしのそういう強さは持ち合わせてない、って自覚してる。あのふたりは強えぇよ、ホントに)


また、長いね。
長いので、って前置きしてるまっきー振り返りブログをベタ貼りした上にダラダラ書いてるからな~(自助です)


本編読む前にだいぶ知識は仕入れてたんだけど。

換生って要はウォークインってことね、とか割と現象としては理解しやすかったので、
そしてそれに罪悪感を感じる、って日本人らしいなぁと。
宇宙人はそんなん微塵も感じないだろうしね(笑)

厩戸(@日出処の天子)も戦場で木彫りして毘沙門天とか顕現させてたじゃん。

(´▽`)。。。

まとまらなくなってきましたので、最後にこれ貼っておきますね。




こっちもどうぞ。




ということで、10月の舞台楽しみにしております!!

あやねでした。


あ、そだそだ。

わたしはお酒飲めないけど、父におススメしたら速攻買ってたw






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