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【刀ステ 悲伝】舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰~煤けた太陽は何を照らすのか~【個人的感想】 [├ 刀ステ]




2018年6月2日、明治座で幕を開けた悲伝が、7月29日、銀河劇場で大千秋楽を迎えました
二ヶ月に渡り上演され、最終的に53公演となりました

長いと思っていたこの刀ステも、思ったよりも早く時間が過ぎたような…


IMG_2514.jpg
この全員セットのまんばの瞳が好き



初日、本当にそれは衝撃的としかいいようがない始まりで…
わたしも泣いたけど、全方位ほぼ号泣レベルで泣いてたで(ライビュ)



1~2月のあんステ以来、まっきーにとっては膝の手術以降の復帰舞台でもあり、
やっぱり初日のマチネを観なくちゃ!と、とりあえずライビュ@TDCH
ソワレが明治座でした

ホントの初日がライビュという今までにないカタチだったんだけど、
だからというわけだけじゃなくて、もうどうした??ってくらい色んなもんぶっこんでくるなぁって笑

本当は初日終わって東京公演、東京凱旋公演で戻ってくるまで時間があくので、
ブログ書いておきたかったけど、全然書けなかったよね~
まあいっか





初日、ライビュと劇場で2回観てもなんだかだいたいわからなくて、ちょっとふわふわしてて
まだ線になりきってない感じで、点在する何かがあって

今までの伏線がいろいろに回収されていく様はわかったけど、
またさらなる疑問も生まれ続けて



でも時間が経つにつれ、

どうして初日にライビュがあったのか
(明治座公演が限られた日程だからより多くの人が観れるように、だけなのか?)

日本青年館に続く銀劇がどうして「東京凱旋公演」なのか
(明治座特別公演だから、純粋に東京公演は日本青年館が初、そして劇場を変えて「凱旋」だと解釈してたけど本当にそうする必要があるのか?)
(明治座主催ではない所謂外部公演はすべて「特別公演」と冠するため、内容が「特別」なのではないことは周知のこと)

そもそも、なんて日程なんだよ!!っていう、、発表されたときこれなんなの?ってなったでしょ
舞台のための劇場不足問題とか、キャストのスケジュールとか、なんかいろいろな「事情」があるのだろうな、とは思うけれど、
なんていうスケジュール、下手かよ、みたくなったじゃん(横浜生まれの横浜育ち)


パンフの拡樹くんの

千秋楽の最後の最後まで裏切り続けたい

という言葉を筆頭に、

とにかくキャストたちがパンフでも思わせぶり、インタビューでも思わせぶり、、、
な発言をしているじゃないですか…


で、導き出されたのは、


「大千秋楽でエンドが変わるのでは?」


という予感



なんて恐ろしい予感。。。笑



そのための、このバッドエンドを映像に残すための初日「ライビュ」なのでは

銀劇の「凱旋公演」(日本青年館東京公演と日程一週間しか違わない不思議日程!)の意味は、、大千秋楽はもちろん全国海外までライビュがある

そして4回にわたり毎週の密着ドキュメント、大千秋楽へ向けての執拗なプッシュ
そこで繰り返し流されるライビュのCM
(まあチケット取れる可能性があるのはこの時点でほぼライビュしかないわけだけど)


それから、すでにA3!が千秋楽でエンドを変える、ということをやってのけていること
(これは原作の性質もあるとは思うけどね、舞台俳優を育てるゲームという)


今までになかった条件揃い過ぎやん

末満さん、、やりかねないやん、、、


って思ったよね笑


(わかんないけど)



まあ、そして、、

ホントに大千秋楽は、まんばが白三日月に勝ったのよ、、!

いつもは最後の一騎打ちでまんばが刀を落とし、首に刀を突き付けられるのに

大千秋楽は逆だった


ただし
エンド自体はさほど変化はなかった、、、

けど、なんだろう、


「希望」


がその時生まれたの



それまでは、


どうしてこんなに誰も救われない悲しい終わり方なの

どうしてこんなにまんばを泣かせたまま三日月は逝ってしまうの

またこの悲しい「約束」をしなくちゃならないの



って泣いたわけだけど



ジョ伝で、、黒田長政と長谷部は「生きていればまた会える」と約束をした

時空を超えて、また再会の時が来ると、どちらかが常に確信しており、
そこにはやはり希望があった

(まあここも小さなループをしているよね)


けれどそれとはわけが違う

生きていれば、、というより、次にまた生まれ変わったら、、
次の周回に入ったら、
また同じ時を繰り返し、この円環の果てにたどり着くことができたなら、、、

(たどり着けなかった回もあったのかもしれないし)


よくあることだけど、

この平行現実は、別の世界であり、

この世界の先は、あの世界とは別の世界でしかなく

たくさんの道別れした世界の残骸が空間には散らばってるのかもしれないとしたら?












虚伝再演のエントリーで(→【刀ステ 再演】舞台『刀剣乱舞』再演~反転するセカイの物語~【感想】

本能寺はループしてるの?

とかかわいいこと書いてるけど、ループしてるのはそこだけじゃなかった笑


全部ループしとるやんけ


まあその一言に尽きますな



義伝、ジョ伝に散らばる伏線も回収されたものはされたけど(そもそもわたしが伏線と捉えられているかは疑問)


結局、どうなんたの?ってことになると、
ホントのこといってわたしはわからないかなぁ~

ただ、人生そのものの在り方に似てるって感じがする


これは物語だから、お話の題材があって、筋があって、演じる人がいて、、、な舞台なんだけど、

でも「人生」なんてものは、脚本ないし、何が起こるか、予測がつくことも予測がつかないこともあるわけじゃん

これが正しかったのか、とか、もっとこうすればよかったという後悔とか、

相反する想いを抱えることもあるし、矛盾に満ちた行動や心の動きもある


本来舞台上で完結するものであってほしい、という見方はあるかもしれないけど、

こと刀ステに関して言えばそれは当てはまらないね


今も現在進行形だけど、

わたしたちの人生はまさに続いていってるわけで、
ここが人生の何丁目なのかとかって、実際今現在はわからないわけ

わたしが過去犯した罪とか、善行(も少しはあったかな笑)とか、
いろいろあるけど、どれが正解で、どんな役割で、
なにを成し遂げよう(もしくは成し遂げまい)と生まれて来たのかなんて
まったくわからないわけじゃん

死んだらすべてが解き明かされるってだけで、
今ヒトレベルでしか生きてないわたしたちには謎でしかないわけじゃん


「答え」なんて、今求めてもわからない、

それが刀ステなんじゃないのか、って笑



まあ、三日月も「いずれわかる時がくる」って言ってるし、
そのうちわかるのかも

末満さんもいつか大団円、みたいのやりたい、ってドキュメントで言ってたし


「集大成」っていうから、もしかしてこのルートの最終回で、すべても答えが出て、すっきりして、
次また新しく始まるよ~ってなるのかな、と期待はあったにはあったけど(まあ無理かなとも思ってた)
現段階では書けないことが多い、って末満さん言ってるから ↓



ストーリー的な完結がどこにあるのかはわからないけど、、、

悲伝はなんかとてもエネルギー使う舞台だったね~

月並み過ぎる笑


2.5ということもあるのかもしれないけど、

ここには様式美があるよね


やっぱり後半が特に良くて、

山姥切のフードが取れて金髪が見えた時、

うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!

ってなったよね笑←実際は泣いてる


面白いくらい、初日のあそこのところは泣いたよね

後ろの立ち見のお姉さん(荒牧推しのまんば推し【推定】)は声出ちゃってたよね

会場見渡しても(3バルだった)なんかこう、全体的にザザザーっと「とうとう来たかー」みたく伝播する何かがあの場には存在してたね


んで、その後に続く展開も涙なしには観れないわけだけど、

最後の最後、花道の「すっぽん」から現れる白い三日月の儚さと、
(すっぽんから上ってくるのは、亡霊とか妖怪とかの決まりがあるそう)

刀解に抗いながら、まさに最後の力を振り絞って山姥切との一騎打ちをする、、、
(でも円環してる三日月は強い)

山姥切も満身創痍で、、、


山姥切は三日月にやはり勝てず【初日から前楽までは】
三日月は刀解されてしまうのね、、、


こんな終わり方ってある?って思うよね

え、これで終わっていいの?って思ったよね


まんばの気持ちを思うと悲しくて、切なくて、

毎公演こんな終わり方を重ねて行くまっきーを想うと辛くて、、、


でした笑


ねーそんで大千秋楽へと向かっていくわけですよ



もうよくわからなくなったからこれでアップ


(仕事も進まないし)



また、仕切り直して書くと思う


突然の店じまい(笑)








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