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【話題の本】『嫌われる勇気』【アドラー心理学】 [本]

少し前からやたらと本屋で目に付くでしょ?



出たのは2013年12月みたいだから、もうだいぶ経ちますね。
私も買って読んだのはだいぶ前だけど、周りでも読んでる人けっこういるみたい。

まずこの「嫌われる勇気」ってインパクトのあるタイトル、そんでもってこの青い表紙。
平置きされてるととっても目立ちますわ。

小さく赤い字で書いてあるけど、こっちが大事ね。
「自己啓発の源流「アドラー」の教え」

この本がきっかけで、巷ではアドラー心理学に注目が集まってますね。

私もセラピスト目指してた頃に学んだことで、アドラーが元だったのね、
ってことがけっこうあったわ。
ただ、細切れに教わってる感じで、大局をなさなかったので、よくわからなかったの。
元がわかってすっきりしたわ(笑)

簡単に言えば、「原因論」ではなく「目的論」にシフトしましょう、っていうお話。

世の中の大半は、「原因論」で成り立っているようなの。
だから、苦しくなっちゃう人もたくさんいるのよ。

アルフレッド・アドラーという人は、心理学の三大巨頭の一人で、フロイトやユングと並び称されているの。

『道は開ける』のデール・カーネギー、『七つの習慣』のスティーブン・コヴィーなどにも影響を与えたと言われているのよ。

非常にシンプルな思想であり哲学で、人をあらゆる意味で「勇気づける」
そんな心理学と言えると思うわ。

心理学、という形にまとめたのは、アドラーが亡くなった後、彼の遺志を継いだ弟子たちらしいのだけどね。

アドラーは生前、各地でカウンセリングっていうのかしら、人々を直接救う活動をしていたから、それを学説にまとめて名声を得るような気持ちはなかったそうよ。

それ自体の名を残そうとは思っていなかった、ということね。

それよりも、このアドラーの考えが、一学問分野から脱して、人類のコモンセンス(共通感覚)になることを望んでいて、それを予測していたの。

『嫌われる勇気』は哲人と青年の会話形式で書かれていて、まあ物語の中でアドラー心理学の粋を説明する、という本なんだけど、私個人的には、この「青年」がうるさくって何だか鼻に着くのよね(笑)

でもそれ以外(といっても、ほとんど半分はこの青年の発言、って感じよ)は、目からウロコなこと満載よ。

この本をきっかけに、新しいアドラー本もたくさん出てるわ。
興味があったら、何冊か読んでみるのがおススメ。

きっと明日のヒントになるはずよ。




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アドレリアン

はじめまして。

ブログを拝見させていただきました。


『嫌われる勇気』読書会&講演会にご参加されると
より深く理解されるかと思います。
よろしければぜひご参加ください。

11月09日(日)13:30~
新大阪丸ビル新館 609号室 

noblesseoblige.co@gmail.com

http://www2.ocn.ne.jp/~cerulean/301.html
by アドレリアン (2014-10-16 19:07) 

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